自然と歴史、人と人。
それぞれの境界が溶け合う、四百年の静寂。
ご案内
ようこそ、大人のための「時の解放区」へ。
早川のせせらぎが、日頃の喧騒を優しく洗い流していく。
箱根の玄関口からわずか数分進むだけで、
そこには現代の時計とは異なる、
ゆったりとした時間が流れる別世界が広がります。
箱根の自然を感じながら
極上の時間を
慶長十九年(1614年)の開湯以来、多くの偉人や文豪たちに愛されてきた、歴史生きづく宿、元湯 環翆楼。明治の世、初代内閣総理大臣・伊藤博文公がこよなく愛し、「翠(みどり)に環(かこ)まれた楼閣」と命名されたこの場所は、百年以上の時を経た今も、当時と変わらぬ瑞々しい景色と、凛とした佇まいで皆さまをお迎えいたします。
目で、耳で、肌で、四季折々の箱根の自然を感じながら、日常の境界線がほどけていく極上の時間をお過ごしください。
湯番が守り続ける自家源泉
肌に吸い付くような柔らかな美肌の湯、
溢れる源泉100%の贅。
環翆楼を象徴するもう一つの誇り、それは四百年前の開湯時から枯れることなく湧き出る天然温泉です。 天候や気温、その日の湿度に合わせて、温泉管理のスペシャリスト「湯番(ゆばん)」が3本の自家源泉(湯本37号・50号・110号の混合泉)を絶妙な塩梅でブレンドし、常に最も心地よい温度で浴槽へと注ぎ込んでおります。 pH8.9のアルカリ性単純温泉は、お肌に吸い付くように優しく、古い角質を落として、湯上がりには驚くほどすべすべしっとりとした潤いをもたらします。
身体の芯から温まり、心身の緊張をゆっくりとほどいていく、奇跡の美肌の湯をどうぞ心ゆくまでお愉しみください。
歴史が生きづく、奇跡の木造高層建築
再現できない職人の技法と、
千年の歴史が宿る神代杉。
大正八年に建造された環翆楼の建物は、国内でも極めて稀有な「木造高層建築」であり、国の登録有形文化財にも指定されております。 大黒柱を一本も使わずに広大な空間を支える、宮大工の伝統工法「総もたせ」。そして、天井を彩るのは、千年以上もの間、地中深くで眠り続けていた奇跡の銘木「神代杉(じんだいすぎ)」です。 今ではもう入手できない最高級の素材と、今ではもう再現できない職人技。
皇女和宮様や天璋院様、夏目漱石や島崎藤村をはじめとする文学者まで、この場所を愛した歴史の主役たちと同じ静寂に身を浸す、建物そのものが美術館のような贅沢を味わっていただけます。
- 豊かな自然の借景
渓谷を渡る風が紡ぐ豊かな旅情。 -
眼下をダイナミックに流れる早川渓谷。その川の音は、耳を傾けるほどに自然の一部へと同化していく心地よさがございます。客室の障子を開ければ、目の前には鮮やかな緑が広がり、秋には燃えるような紅葉が山々を彩ります。
自然が奏でる豊かな調べに、日々の疲れが静かに溶けていくのを体感していただけるでしょう。
別館
早川渓谷の深い緑に抱かれ、
ただ、川のせせらぎと滝の音に耳を傾ける。
明治の職人が粋を凝らした純和風の木造建築でありながら、扉を開ければ、
そこに広がるのは
ヨーロッパのデザイナーズモダン。
新旧と和洋が美しく融け合う、
大人のための静寂の隠れ家。
「環翠楼 別館」は、今までにない新しい日本旅館のカタチを提案します。 本館のレトロな風情と、別館の洗練された静寂。
余計なものを手放し、ただ「今、この瞬間」に五感を研ぎ澄ます。 大人のための『静寂の隠れ家』へようこそ。
- 環翠楼 別館の引き算の美学
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当館には、現代のホテルにあるようなエレベーターはありません。また、お部屋にお風呂やトイレ、テレビもあえて置いておりません。 それは不便さではなく、歴史の気配にただ身を委ね、日常の喧騒から完全に切り離されるための「引き算の美学」です。 各階に設けられた水まわりには、ヨーロッパの一流ブランドの洗面ボウルや美しい水栓金具を配し、共有の場であることを忘れるほどの清潔さと美意識で満たしました。 余計なものを削ぎ落とした空間だからこそ、滝の音、木造建築が奏でる呼吸、そして大切な人との対話が深く響き渡ります。